厚みのある文字について
Q玄関の軒の部分に少し厚みのある文字のサインを付けようと思ったのですが、そういった文字の材質に種類はあるのでしょうか?
A立体的に見える文字を「箱文字」とか「チャンネル文字」とか言います。
箱文字は板を曲げてその名の通り箱にした文字のことです。凹凸と2種類あり、材質はトタン、ステンレス、真鍮などがあります。
 カルプ文字とは、屋外耐久性に優れたウレタンスポンジを文字の形に切り抜いたもの。最近ではこの文字を作るのに機械が使われることもありますが、基本的にはミシン鋸と
呼ばれる機械で地道に手作業で切っていくんですよ。
5年目くらいから風化がはじまり10年程でぼそぼそになるので、永久というものではないですね。
  
それぞれのメリット&デメリットを下記に簡単にまとめました。
  
  1. ステンレス箱文字 メリット 錆びない、腐らない。
    デメリット 高価である。壁に穴を開けなくては付かない。
  2. トタン箱文字   メリット 丈夫で長持ちである。
    デメリット 色付けが困難である。壁に穴を開けなくては付かない。
  3. 真鍮文字     メリット 風合いが年月が経つ程味が出る。
    デメリット 高価である。汚れやすい。
  4. カルプ文字    メリット 軽い、安価に仕上がる。納期が早い。
    デメリット 耐久性が5〜10年である。
  5. 複合板切り文字  メリット 耐久性に優れ、安価で立体感が出せる。
    デメリット 厚みが薄いものしかできない。